ついに完成!
自分の歴代所有車で唯一プラモデル化された製品で以前から作りたかったモデルなんですが、プラモはとにかく時間と、意外なほどの費用がかかる。なかなか作る気が起きなかったのですが、購入から2年、ちょうど車検の時期でいい機会なので、一念発起して製作してみました。ちなみにバイクモデルの製作は初めて、そしてプラモデル自体も製作は数年ぶりになります。かなり不安。(^^;) 今回の製作にあたり、方針として「キットをベースに自分のバイクに沿った仕様にする」「黒と銀の階調表現をなるべく豊かに取る」この二つを目標に掲げました。前者はあくまで可能な範囲という事で、ウィンカーのクリアレンズ化やスモークスクリーン化を行っています。
後者は重要、正直言ってこのバイクは黒と銀の2色しか使っていません。ただ、同じ黒でも外装のグロスの黒とフレームのガンメタ、プラスチック無塗装パーツの黒など色や階調は様々なんですね。同じように銀でもマフラーの銀と塗装の銀、アルミ整形パーツの銀など同じく色が全部違います。ここを留意して全体として単調にならないよう、ラッカー系とエナメル系、アルクラッドの3種類の塗料をベースに黒系統色・銀系統色ともに5色以上をエアブラシと筆塗りで塗り分けています。インパネとリアフェンダーのように、場所によっては塗装は行わずプラパーツの地の色を生かしている箇所もあります。
このキット自体の感想としては非常に出来が良く、タミヤらしいシャープなモールドで合いも良くサクサクと組む事ができました。ただ、難点もあって「タンクキャップが出っ張り過ぎている」「デカールが弱い」「ラジエーターがサイドカウルと干渉する」「外装のボルトのモールドが無い部分がある」といった点が気になりました。タンクキャップは削り込んで修正、デカールは失敗後タミヤに注文してリトライ&不良部を修正、ラジエーターは削り込んで修正しました。基本的には組みやすいキットで、塗装も今回は外装が単色塗りなので比較的楽でした。艶ありのグロス塗装なので、塗りと研ぎ出しの繰り返しでそっちで苦労はしましたが・・・。
キットからの変更点は、ウィンカーのクリアレンズ化(クリアオレンジの電球パーツをドリルレースで自作)、スクリーンをスモークに、ディスクローターの孔開け、フロントフォークとマフラーのメッキ剥離・塗装化&マフラーエンドの孔開け、飾りボルトの別パーツ化・追加(WAVEのリベットパーツと真鍮線をドリルレースで加工して自作)、荷掛けフックの追加(飾りボルトと同様に自作)といったところです。あと、自分のバイクを特徴付けるものとしてサイドミラー裏側に赤いテープが巻いてあるので、これを同様に塗装で再現しました。 苦労した点はいろいろありますが、今回、何が楽だったかっていうと実物資料にほとんど困らなかったという点。何せ実物を持っているんですから、疑問があればガレージに直行、僅か数秒で解決してしまいます。塗装はさらにガレージで行うので、後ろを振り向けば実物がある状態。そのぶん妥協はできないけれど、組み立てからウェザリングに至るまで、成果は十分反映されたと思っています。 インパネはメーターが妙に奥まった位置にあるので、デカールを0.4mm透明プラ板の裏に貼り付け、浮き上がらせてはめ込む形で製作しました。マフラーは本来なら金属感の表現からアルクラッド2のクロームシルバーを使いたかったのですが、アルクラッドってちょっと触っただけで剥離や曇りが出てしまうものすごい神経質な塗料なんですね。質感は凄いんだけど、使いにくいので、今回はMrカラースーパーメタリックシリーズのスーパーステンレスを使用しました。色味はだいぶ違うけど、これはこれで良い感じが出たと思ってます。
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